fragmentary notesITエンジニアの気まぐれメモ

新宿から小田原 / 熱海へ行くならどの路線? 比較してみた

2026/05/262026/05/26

Abstract

小田原・熱海へのプチ旅行について、新宿からの交通手段を比較。小田原へは小田急線特急ロマンスカーが乗り換えなしで最速60分、運賃も手頃でおすすめ。熱海へは東海道新幹線が最速70分で快適だが、乗り換えの手間と料金を考慮すると、JR湘南新宿ラインのグリーン車利用も有力な選択肢。コスパ重視なら小田急線利用、両方楽しむなら小田急線とJRの組み合わせも良い。

Introduction

都内から程よい距離間で、ちょっとしたお出かけ・プチ旅行気分を味わいたい際に個人的におすすめなスポット、小田原 / 熱海。

海を見ながらぼーっとしたり、お城を散策したり、季節の草花を愛でたり。あとは、おいしい海鮮を食べたくなったときとか。年に1回くらいは行っている気がしますね。

ふらっと行きやすい理由の中に交通の便がよいことも挙げられます。JR湘南新宿ラインや小田急線、さらに言えば東海道新幹線まで。実にバラエティ豊かで、移動時間も楽しめます。

そんな時、ふとそれぞれの路線を比較して、快適さ、利便性や運賃の安さ、速達性等を比較まとめてみると面白い、かつ次回自分が行く際の判断材料として使えるなと思い。実際に整理してみました。

比較方法

新宿から小田原 / 熱海へ向かうケースに分けて整理してみます。単純な所要時間や運賃だけではなく、「移動そのものを楽しめるか」という観点でも比較した上で、最後にそれぞれの路線を利用するおすすめユースケースをまとめてみたいと思います。

新宿 - 小田原の比較

最初に小田原へ行くケースを想定し、新宿 - 小田原間の路線を比較してみます。 JR・小田急ともに乗換なしでアクセスできる点が、この区間のポイント。

JR東日本 湘南新宿ライン利用

まず最初に思いつくのが新宿から一本で小田原まで移動可能なJR東日本の湘南新宿ライン。

追加課金不要な在来線普通車では最速の約90分で到着。本数もそれなりに多く、時刻表を気にせずとも来た電車に乗れば(場合によっては乗換が必要になるケースもあるが)目的地にたどり着ける利便性の良さが強み。

近郊型の通勤車両故にそこまで快適性は高くないものの、日常の延長、気軽に旅を楽しめる手段かと思います。

ちなみに、1,000円課金しグリーン車を利用すれば快適性は格段にUP。その時の気分で使い分けるのも楽しいです。

  • 所要時間:約90分
  • 乗換回数:0回(最小の場合)
  • 金額:1,595円
    • グリーン車を利用する場合は追加で1,000円

JR東日本 特急踊り子利用

伊豆方面へ向かう特急踊り子の部分利用。特急電車に乗っての旅はどこか特別感がありますね。

とはいえ所要時間は約70分、特急料金は1,020円と在来線グリーン車利用時とあまり変わらない。同じ課金額でゆったり特急を選ぶか、本数も多く利便性の良い在来線グリーン車を選ぶか。タイミング次第ですかね。

  • 所要時間:約70分
  • 乗換回数:0回
  • 金額:2,615円(運賃 1,595円 + 特急券 1,020円)

JR東海 東海道新幹線利用

日本の大動脈、東海道新幹線の部分利用。

金額は最高額、その割のすごく早く着けるかというと。。。約60分とイマイチ。東海道新幹線を利用するには、品川 or 東京駅までの移動が発生。また、小田原に停車する種別(こだま、一部のひかり)の本数はそれほど多くないため、使い勝手もよくない。

「新宿発」という条件だと、思ったほど速達性・利便性の恩恵を感じづらいかも。

  • 所要時間:約60分(品川経由の場合)
  • 乗換回数:1回
    • 品川、中間改札を挟んだ改札内乗換、やや距離あり
  • 金額:3,300円(運賃:1,540円 + 自由席特急券:1,760円)

小田急線利用

今回の大本命。所要時間は湘南新宿ライン利用時と変わらず約90分、それでいて運賃はJRに比べてお手頃。本数も多く、新宿始発なので座れる可能性 大。

良くも悪くも通勤型車両なので、快適性は決して高くはないものの、気軽さに行けることに全振りした感触。

  • 所要時間:約90分
  • 乗換回数:0回
  • 金額:901円

小田急線 特急ロマンスカー利用

むしろこちらが大本命だったかも。追加課金1,000円でゆったり特急に。

最速パターンの特急はこね であれば小田原までノンストップ、60分で到着。東海道新幹線利用時と同じ所要時間を乗換なしの快適時間にすることができちゃいます。

新宿駅の特急ホームから列車に乗り込む特別感、まだ都内なのに、もう旅が始まっている感じがして高まります。

あとは。。。、ホームで列車を待っている際、どのタイプのロマンスカーが来るのかもちょっと楽しみですよね(こんなのロマンスカーじゃない 泣)。

  • 所要時間:約60分(速達パターンの場合)
  • 乗換回数:0回
  • 金額:1,901円(運賃:901円 + 特急券:1,000円)

新宿 - 熱海の比較

続いて、熱海へ行くケース。小田原と大きく違うポイントは小田急線利用時であっても必ずJR線への乗換が必要になるという点、JR東日本(湘南新宿ライン)とJR東海(東海道新幹線)で運賃が異なる区間が発生する点。

JR東日本 湘南新宿ライン利用

基本的な立ち位置は新宿-小田原間と大きくは変わりません。

違いは、湘南新宿ラインから熱海へ直通する列車がないため、必ず1回の乗換は発生する点。乗換駅を工夫すれば対面乗換も可能なのでそれほど面倒ではないと思います。

また総距離の関係から運賃・グリーン車利用料金のどちらも結構跳ね上がりました。ちなみにここは2026年の春、JR東日本の運賃値上げにより後述する東海道新幹線と運賃金額が異なる珍しい区間でもあります。

少々お高くなりますが、グリーン車利用してこのルートを辿るのが、新宿-熱海間においては最適ではと思います。

  • 所要時間:約110分
  • 乗換回数:1回(最小の場合)
  • 金額:2,090円
    • グリーン車を利用する場合は追加で1,550円

JR東日本 特急踊り子利用

こちらも新宿-小田原間から大きな変化はなし。

湘南新宿ラインと比較すると乗換が不要になるので、タイミングさえ合えばこの選択肢もよいのではと。

  • 所要時間:約90分
  • 乗換回数:0回
  • 金額:3,670円(運賃 2,090円 + 特急券 1,580円)

JR東海 東海道新幹線利用

ここにきて速達性の恩恵を得られるようになりました。この区間最速の70分、東海道新幹線の脅威の加速力の賜物かしら(知らんけど)。

新宿から品川までの移動を合わせたとしても所要時間は約70分。JR東日本 在来線区間の運賃が高いこともあってか、踊り子・在来線グリーン車利用と比較しても100円ちょっとしか違いがありません。これなら東海道新幹線もありなのではと思い始めてきた。

個人的にはビジネス移動感が強いので、踊り子と比べると旅情に欠ける面もあるような。。。

  • 所要時間:約70分(品川経由の場合)
  • 乗換回数:1回
    • 品川、中間改札を挟んだ改札内乗換、やや距離あり
  • 金額:3,740円(運賃:1,980円 + 自由席特急券:1,760円)

小田急線利用

新宿-小田原間では、圧倒的な運賃の安さで他を圧倒した小田急。とはいえ小田原から先、熱海方面にはつながっていないため小田原駅でJR線への乗換が必須に、ちょっと面倒ですね。

乗換の手間を加味したとしても魅力なのは、唯一の千円台という圧倒的な安さ。

小田原にも寄れる、ポジティブシンキングできればOKかな。
(余裕のできたお財布で小田原土産も買っちゃう?)

  • 所要時間:約110分
  • 乗換回数:1回
    • 小田原、一度改札を出ての乗換、やや距離あり
  • 金額:1,341円(新宿-小田原の運賃:901円 + 小田原-熱海の運賃」440円)

小田急線 特急ロマンスカー利用

こちらも小田原まではいい感じ。小田原で途中下車、お買い物ができると考えれば悪くもない。

でも。。。小田原に到着する熱海方面のJR線は結構 混雑している傾向があり。折角ゆったりロマンスカーに乗ってきたのに、最後に20分弱の立ち乗車。ちょっと気分が盛り下がっちゃう気がしますね。

もちろん立ち乗車のほうが窓から見える相模湾の絶景を楽しみやすいというメリットもあるので、必ずしもマイナス面ばかりではないですが。。。

  • 所要時間:約80分(速達パターンの場合)
  • 乗換回数:1回
    • 小田原、一度改札を出ての乗換、やや距離あり
  • 金額:2,341円(新宿-小田原の運賃:901円 + 新宿-小田原の特急券:1,000円 + 小田原-熱海の運賃:440円)

まとめ

所要時間・乗換回数・金額を表にしてみました。その上で私だったらどう使い分けるか所感をまとめます。

新宿 - 小田原

Plan

ルート

パターン

所要時間

乗換回数

金額

JRE-01

JR湘南新宿ライン利用

在来線 普通利用

約90分

0回

1,595円

JRE-02

JR湘南新宿ライン利用

在来線 グリーン車利用

約90分

0回

2,595円

JRE-03

JR湘南新宿ライン利用

特急踊り子利用

約70分

0回

2,615円

JRC-01

JR東海道新幹線利用

-

約60分

1回

3,300円

OH-01

小田急線利用

普通利用

約90分

0回

901円

OH-02

小田急線利用

特急ロマンスカー利用

約60分

0回

1,901円

ちょっとリッチに、旅を楽しみたい

小田急 特急ロマンスカー利用。特別感のある列車に1時間揺られて旅する体験は心地よいもの。往復とも利用するのではなく、例えば疲れた帰りだけ課金する、という選択肢もありかと。

日常使い、日々の暮らしの延長の旅

小田急 普通利用。運賃が安い = 気軽に行きやすい ということですね。所要時間も90分とうたた寝するには程よいかなと思います。

JR湘南新宿ライン利用も悪くないですが(グリーン車の2階から景色を眺める優越感)ちょっとお高いので、時々の利用。JREポイント等で利用してグリーン車に乗れるときに使うのがよいかな。

新宿 - 熱海

Plan

ルート

パターン

所要時間

乗換回数

金額

JRE-11

JR湘南新宿ライン利用

在来線 普通利用

約110分

1回

2,090円

JRE-12

JR湘南新宿ライン利用

在来線 グリーン車利用

約110分

1回

3,640円

JRE-13

JR湘南新宿ライン利用

特急踊り子利用

約90分

0回

3,670円

JRC-11

JR東海道新幹線利用

-

約70分

1回

3,740円

OH-11

小田急線利用

普通利用

約110分

1回

1,341円

OH-12

小田急線利用

特急ロマンスカー利用

約80分

1回

2,341円

折角旅するならゆったりと

JR湘南新宿ラインのグリーン車利用。どうしても乗換が発生しがちな区間を快適に過ごす方法を突き詰めるとここに落ち着くのかなと。

コスパ・タイパ重視

東海道新幹線利用。品川乗換の手間さえ目をつぶれば、コスパ・タイパの面でかなり優れている気がします。旅行だけでなく、ビジネスの出張というケースも考えるとこちらになるかな。

熱海と小田原の両方に欲張り旅行

小田急 特急ロマンスカー利用で小田原へ、そこから熱海へはJRで。はじめから両方 楽しむ予定であればこの選択肢がありかな。小田急→JRの乗換によって旅の連続性が途切れる問題も、初めから経由地にしてしまえば、有に変わりますね。

改めてまとめてみて

実際に調べまとめてみると、小田原と熱海という、なんとなく同じと捉えていたエリアであっても、見方によって随分違いがあり、見えてなかった部分が見える化して面白かったです。特に熱海になった途端、東海道新幹線のコスパの良さと、湘南新宿ライン経由の振れ幅の大きさが新鮮でしたね。

こんなまとめを書いていたら、また行きたくなっちゃいました。梅雨前の今くらいの時期は、紫陽花や花菖蒲が見頃を迎えている頃かな。さて、どのルートで行こうか(結局また悩む。。。)

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